亀岡的プログラマ日記

京都のベッドタウン、亀岡よりだらだらとお送りいたします。

日本人の英語 第一回 不定冠詞なめんな

なんの予告もなくいきなり開始。
名著、とまだ全然読みきっていないのに言い切ってしまうけど、名著だと思う。

日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語 (岩波新書)

そんなわけで第一回、不定冠詞のa(an)。


今回が不定冠詞、次は定冠詞のつもりなんですが、まず冠詞については以下の言葉が全てを言い表しているといえます。

(前略)
この類いの説明では、すでにあった、ちゃんとした意味を持った名詞に、aは、まるでアクセサリーのように「正しく」つけられるものであるかのようにおもわれる。しかし本当は逆である。
(中略)
aというものは、その有無が一つの論理的プロセスの根幹となるものであって、名詞につくアクセサリーのようなものでないのである。
日本人の英語 pp12.13

これはのっけから大きな衝撃になった。何を隠そう、私もまさにアクセサリー派。まず名詞を思い浮かべてそれに適当な冠詞をくっつけてました。だもんだからもう間違える間違える。

じゃあまず不定冠詞、aが着く場面とは?

それはこれから話すものに「単位性」があるか否か。つまりはっきりと個数を勘定できるものをこれから話そうとしているかによる、とのこと。
逆に言うと、aをつけるかつけないかによって続く単語の意味するものが大きく変わっていきます。即ち、観念的なものから実像的なものに。

例えばchicken。これは"a chicken"と"chicken"で全く意味が異なります。
"a chicken"だと数えられる単位、即ち「鶏」。"chicken"だと数えられないモヤッとした塊、つまり鶏肉。
他にも"a glass"ならはっきりと形を持ったコップ、"glass"は曖昧とした材料を示す「ガラス」など・・・

冠詞が「冠」たる所以

こうなると、冠詞が何故「冠詞」であるのかがはっきりします。
思考過程としては当然、まず伝えたいものをイメージします。その段階でそいつがはっきりした可算性を持つのかそうでないのかは明確になるはずです。
だから例えばイメージはできてるけど単語が出てこない場合でも、冠詞までは言えるはずなんです。だから・・・

"I ate a... a... a..., hot dog!!"
日本人の英語 p12

であって、"I ate uhhmmmm...., hotdog!"という思考過程には成り得ないわけです。

#これ、もっと早く知っておきたかった・・・。今まさにECCで苦しんでいるとこと。
#細かい文法のミスが減らないねー、と先生からは苦笑いされているんですが、まさにこの辺りを理解できれば、ステップアップできる気がする。。。

では、可算性、はっきりすることによって意味がどう変わるのか

いくつかの例が出されています。
簡単にまとめますと・・・

a付 a無し
song 終りと始まりをもつ、「歌うために作られた韻文」という形 うたという芸術・歌うという行為自体
love 「恋人」という形あるもの 恋という気持ち・感情そのもの
man 一人の男 人類そのもの
corn 一粒のトウモロコシ、一房のトウモロコシなど決まっているもの 「トウモロコシ」という植物全体を表現する概念

なんとなく、イメージできましたかね?僕は、まだまだかもしれません(最後の"corn"は自分でも納得できてかけてない気がしますw。

ま、何かの参考にでも慣れば幸い。明日以降の「定冠詞the」「単数・複数」「不可算名詞」までをセットで捉えないと纏め切れないですね、やはり・・・