亀岡的プログラマ日記

京都のベッドタウン、亀岡よりだらだらとお送りいたします。

日本人の英語 第二回 定冠詞なめんな

日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語第二回です。頑張ります。

さて、前回は不定冠詞aと、その使いどころでした。
簡単にまとめると。

  • 冠詞なめんな
    • 意味的主導権は、当然冠詞に続く名詞、あるいは名詞句に有るんだけど、「これから何を表現するのか」という思考的主導権は冠詞に有る
  • aが付くかつかないかで、以後の名詞のイメージは変わる
    • aは単体としての定義がしっかりしているもの(始まり終りが有るもの)という
      • "song"なら音楽作品として完結している「歌」
    • aが不要なのは明確な単体形がイメージできないもの(始まり、終り、範囲を決めきれないもの)
      • "song"なら、作品・技術・歴史などを含めた芸術分野としての「歌」

冠詞ななめんなは変わらず。続いては定冠詞"the"です。

"the"の使いどころ。

高校の単語帳とか開くと、theは「その」なんていう指示代名詞"it"みたいな意味が書いてあります。これは昔から何となく引っかかっていたんですが、この本を読んで氷解しました。なんのことはない、theは指示代名詞に置き換えられなきゃいけないんです。

つまり、theと歌ったからには、それが指示するもの"what"がすぐに分かること、つまり

文のどこかに明確に示されている

事が必須になります。
本では

The international understanding is a commonly important problem in both the West and Japan.
日本人の英語 pp.21

という英文を例にとっています。
典型的日本人で有る私が訳すと・・・

西洋と日本双方で、国際理解というものが共通の課題となっている

となんとなく意味がわかってしまうんですが西洋人だと