亀岡的プログラマ日記

京都のベッドタウン、亀岡よりだらだらとお送りいたします。

色々参加してきました。

最近は勉強会にほとんど参加できず、禁欲的(?)な生活を送っていたのですが。。。

先週は水曜日にすくすくスクラム大阪に行ってきました。
簡単な印象だけ・・・

すくすくスクラム大阪

やっぱりスクラムしんどい。だからこそ大きな価値がある。

以前ワークショップを受けて感じたことの繰り返しだけど、やはりスクラムは(良い意味で)しんどい開発手法なのだなあ、と実感。講師の方の話でも、委託先での開発体制を、スクラムから普通の管理(週割ガントチャートとか)に変えたらすごく仕事が(悪い意味で)楽になったらしい。

一番の楽になったポイントは、人とのコミュニケーションなのだと。スクラムだと全員が今何をしているのかを把握できているし、どの仕事もチームで片付けるので付加はチーム全員が負担できる。だからみんなしんどい。
んでもって普通の開発をやると、縄張り意識を持って自分の担当範囲だけで事を終えようとする。だから一部に負担がしわ寄せされるので楽なのは楽。当然、しわ寄せられた人はたまったもんじゃないし、そういった状況はすぐに崩壊しちゃうんだろう。

そういう意味でスクラムは自己防衛・危機管理に当たるんだろーなー。日本人は先送りの精神を発揮しちゃうからなー.自分も含めて。

スクラムの大変さの元は自主性

こんかいのセミナーで一番多く取り上げられた言葉は「自主性」ではなかったかと思う。
スクラムは後にも書くように命令権限を持ついわゆる「マネージャー」は置かない。スクラムマスターやプロダクトオーナーはいるけど、彼らは直接命令を発することは出来ない。

んじゃあだれが命令を発するかというと、チームメンバー自身。何をいつまでにどう作るかの最終決定権はメンバーの自主性にゆだねられている(どんなものを作るかはプロダクトオーナーだけれど)。
この自主性ってのは、今までやっていない人には本当にきつい(笑)。それはディスカッションで話しててもみんな感じていた。

もちろん、この自主性は確固たる理由、製品のことを一番よく分かっているのは作っているチーム自身だから、チームの決定が一番信頼に足る、という理由からきている。しんどいはなしだけど、これは自分自身を変えて行かなくちゃいけない。

スクラムマスターの役割って?

もう一つ印象に残ったのは、スクラムマスターの存在意義についてのお話。

スクラムマスターはいわゆるPMではないので、メンバーに対する命令権限は持っていない。スクラムマスターが起こせるのは提案や質問といった「働きかけ」となっている。

これをふと一歩下がって見てみると、上司(スクラムマスター)が部下(メンバー)に命令を与えるのではなく、助言や指摘でもって部下を自発的に動かしていく姿になる。
ん?これって普通の「良い組織」ですよね?

・・・そう。スクラムが目指すところはアジャイルとかそういった特別なものではなく、ただ普通に良い組織を作ろう、という働きかけなのだ。
そしてこれはむしろアジャイル全体にいえることだと思った。

それを聞いててもう一つ思い出したのがこれ。
サーバント・リーダーシップ(1)

サーバントリーダーシップ
ちょいと引用すると。

「上の地位にある者が、第一線に指示をして仕事の仕方を
 変えさせるのではなく、
 第一線がやりやすいように仕事の環境を整え、
 彼らの自主的な改善を後押しするサーバント・リーダーシップ
 の考え方が、社員の意識改革に変化をもたせた。」

これってスクラムの考え方そのものじゃないのかな、と感じたわけです。はい。

考えれば考えるほどスクラムとかアジャイルってのは何も特別な考え方じゃないと思ってくる。良いものを作ることを考えて当たり前に行き着く先にアジャイルがあるんだろうと、本気で思っている、