亀岡的プログラマ日記

京都のベッドタウン、亀岡よりだらだらとお送りいたします。

"TDD is dead. Long live testing" の元ネタについての英文解釈的雑談

話題になりましたね、"TDD is dead"。

そしてやっとむさんが素晴らしい日本語訳を公開していただきました。

今回、内容の話はしません(ぉ。英語の話をします。*1

このタイトル、"TDD is dead. Long live testing."、なんか気になりません?と言うか日本人的には意味がちょいとわからない。。。

実は、これには元ネタがあります。

英辞郎をどうぞ。

  • The king is dead; long live the king!

王様は亡くなった。王様万歳!

個々人としての王が死去しても、王制は継続するという意味。王が「死んだ」と言ったすぐあとに王の長寿を祈るのはironyではなく、個人としての王と王制を区別しているから。◆ことわざ

ほむ。

つまり、この場合の1センテンス目の主語にある"The king"は、死んだ(人的存在としての)王そのものを指し、そのあとの"the king"は王政そのものを指すんですね。

ということは、です。タイトルだけから判断すると、DHHが死んだと言っているのはテストとしてのTDD、ということになります。テストそのものはこれから先も続くんだろうけれど、その第一プロセスとしてのTDDは死んだ(役割を終えた)、と言っています。

実際、本論も、設計・開発手法的なTDDの側面というより、単体テストに重きをおき過ぎるTDDという手法についての言葉が多いですしね(設計を壊す、という話もあるんですが)

ここいらへん、ちゃんと元になったことわざを知っていれば、何が言いたいのか、について理解はしやすいやもしれませぬ。

*1:Twitterでできる話なんですけれど、存外文字数多くなったのでこちらで