亀岡的プログラマ日記

京都のベッドタウン、亀岡よりだらだらとお送りいたします。

「錯覚の科学」読んだよ。

これね。

錯覚の科学 (文春文庫)

錯覚の科学 (文春文庫)

書評は既にあちこちあがっているのだけれど、意外と「偶然の科学」と対比しているものはあんなまりなかった気がする。

偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)

偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)

これは以前記事を書いていたりする。

「"反"常識」とアジャイルとリーン -書評:「偶然の科学」- - 亀岡的プログラマ日記

どんな本かって言うと

最初錯覚の科学って言うと、有名な「蛇の回転」とかの解説なのかと思ったんですが、

直リンクのため見えなくなっているかも。

これは錯視であった。

んで、どんな本かというと、自己引用で申し訳ないけれど、以前の「偶然の科学」の書評であった、

なぜ、人は常識を盲信してしまうのか。いろいろ言葉を尽くして書かれていますが、結局は、結果を見てそれに対する説明付をするのが抜群にうまい人間の特性ゆえ、という感じがします。 たとえそれが偶然起こった結果だったとしても、ひとはその結果にもっともらしい意味を付けたくなるのです。

ここの部分を、ググっと掘り下げて、更に周辺の解説をした本です。つまり、人はどれくらい偶然と必然、感覚と事実、を勘違いするのか を、様々な統計的データを駆使しながら解き明かした本です。これ以上言うと普通にネタバレるので、後は買って読まれたし。

ここらへんを勉強すればするほど、なんというか、マーケティングなどの前工程に重厚な手間をかける意味があんまり見えなくなってしまうんですよねぇ。*1

この本でも、二言目には「分からない?じゃあ実験だ!」という感じで、事実ベースで錯覚と戦っています。指標を決めて計測することが絶対的に重要なんだろうなぁと、強く思いますね。

*1:もちろん、マーケティングのメソッドは、フィルタとして非常に有効なんですけれど